· 

夜の散歩

昼間、仕事場の2階から見えた木々の葉たちが、さわさわ揺れていて、緑色が綺麗だった。それを独り静かに見ていたら、『ああ、みんな人間、それぞれの場所でそれぞれに頑張ってるんだろうなあ…』って気持ちになった。でもその直後、物凄い孤独感に襲われた。ふと、おじいちゃんのお墓参りに、ずっと行っていない自分を思い出した。

夜、冷たい空気が吸いたくなって、部屋を飛び出した。家のそばにある川の流れの音が、ものすごく耳に入り込んでくる。この感じが好きだ。

広い道路に出た。空気を胸いっぱいに吸い込んだ。実は自分は涙がいっぱい出ていて、日々の色んな感情を洗い流すように、思い切り泣くことにした。

泣きながら、『泣くっていいな』なんて思えてて、夜に感謝した。

しばらく歩くと、別の川の上にかかる小さな道から、上弦の月よりも、もう少し膨らんだ月(十日夜月…?)がみえた。「あっ、月。」って独り言。ふと、左横を白い猫がスイスイスイと通り過ぎる。

猫と私。私と猫。暗い夜道で2人きり。月と猫と私だけ…。

猫が川に沿って遠くまで歩き去る後ろ姿を見送ってみた。そしたら、『いやあ、、、野良猫さんよ。あんたは独りで生きてるのかい?あんたは、自分で餌を探してさ、独りでやりくりしてんだね。』なんて思った。「めっちゃ自立しとるやん。」と、独りごと呟いた。

冷たい空気はやっぱり美味しくて、夜の澄んだ空気がやっぱり気持ちくて、私の心は夜の力によって洗われたのでした。

 

🌝安眠効果・・・カモミールティー、ラベンダーの香り、開脚ストレッチ、無理に寝なくても良し🐈